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県道１９６号線を構成する上で大事なパーツの一つ 現在は立派なトンネルだがここに到るまでには旧道、旧隧道の存在を忘れてはならない この物件は地図上でも旧道らしきルートが確認できる 新トンネルの手前１００ｍちょいの所に旧道入り口がある が 隅々まできっちりゲ－トで封鎖されている これは崩落などで危険と言う訳ではなく 不法投棄対策らしい
トンネル反対側も同じ作りのゲ－トで車両乗り入れは出来ないので 今回は相棒をここで待たせて徒歩で侵入です
数年前まで現役だったので荒れも少ない 状態は良いが廃道には変わりない
しばらく進むと旧道から伸びている林道がある 地図上では真名畑トンネルの上を通り その先も数キロあるようだが・・・ なにせ今回は徒歩だからパスさせてもらいます
先ほどの林道の分岐から１分ほど歩くと
隧道が
自然と足早に・・・
立派な２車線で低い位置の新トンネルの延長が６５７ｍに対して九十九折の細道を経由し 高い位置にある旧隧道の延長は約２００ｍ位しかない ポｰタル上部に若干の亀裂があるが 「まだまだ行けるぞ」 と言う感じで堂々としている 現在は放棄されているが今にも車が出てきそうな感じすらする いや～しかしホッとしました 鉄板やコンクリで完全に封印されているのではないかと心配していた どうやらこの隧道はしばらくは大丈夫のようだ
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