婆娑羅隧道 08.02.24 ■ 地図 |
下田街道(国414号)を南下し松崎街道(県15号)へ移り、婆娑羅山へ向うとトンネルが現れる この新トンネル昭和43年竣工 長さ208m 現代トンネルだけあって暗いながらも照明完備 気のせいだと思うが このトンネル、何か背負っているような感じがしてしょうがない 後日Web検索していたところ 年老いて働けなくなった親を山に捨てると言うこの土地にまつわる恐ろしい昔話が存在した まっ 単なる昔話だが・・・
さて旧隧道はと言うと 現隧道を潜り抜けると旧道入り口がある
ん? チェーン
どうやら現在は民地になっているようなので徒歩でも侵入不可です このチェーン 中途半端な貼りと高さな為、潜るに潜れず またぐにまたげずで脇もなにげにガードしてあります
そして遠くに現れた隧道を見て少々ひるんでしまった ここから見るに巨大な毒マスクの様に見え、何とも不気味だ 『近づくな』 と 言っているかのように路面状況は著しく悪くなってゆく
もう ヌタヌタボコボコです
御覧の様に厳重に封印されている この隧道、ハッキリとした事は未確認だが、ある情報ではあの天城山隧道の数年後に出来た物で 明治後期から大正初めにかけての物件である事は間違いない様だ ポータルも所々壊れているが大きな損傷もなく少々の補修で復帰出来そうだ 新トンネルが出来る前(今から約40年前)まではトラックやバスが駆け抜けていたのだろう 今は現道からのアクセスも民地化しており自由に出入りできないため私の様なマニア以外の訪問者も皆無であろう
中を覗き込んでも真っ暗闇で何も見えない で 、カメラの感度を上げて撮影してみる 入り口から数メートルはモルタル補修されているが その先は石積みが確認でき路面はフラットダートな様だ 一見コレと言った荒れもなく何てことない感じだが、現地では何とも言えない圧力と言うか何と言うか 不気味で長居したくない いや 長居出来ない空気がたちこめていた 霊の存在は信じていないが あえて否定もしない ただ私は直感を大事にしているだけだ 面倒な事にならぬ様にね
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