八声隧道

08.02.24     ■ 地図

 

 

 

新八声トンネル(県道119号線 下田ー南伊豆線)平成4年10月完成?W=7.5m?L=102m

新トンネルの100mほど手前に旧道入り口が確認できる

 


 

 

形ばかりの車止めなので二輪なら簡単にパスできる

少々の荒れはあるがアスファルトが確認できる

16年前の新トンネルが出来るH4年までは現役だったのだろう

 


 

 

奥へ行くにつれてアスファルト上は長年の蓄積物で覆われ荒れてゆく

そしてその先に地図上からも忘れ去られた 『八声隧道』 が、姿をみせた

 


 

 

飾り気のないこの隧道はコンクリートでできており、昭和2年9月竣工

すぐ隣の新道から行き交う車両の音が絶え間なくj聞こえてくる

この隧道は廃止になった事をまだ知らされていないのか 今だに高さ3.2mの表示が胸を張っている

役目を終えたこの隧道に高さなど気にする者などもういないのに

竣工から65年間、村人に親しまれてきたが物流の激変に対応できなくなった為なのか

新道、新トンネル新設完成と共に役目を終えた

 


 

 

現状を見る限りでは損傷箇所はなく、清潔な昭和初期の物件と言ったところだろうか

何やら坑内にプレートが貼り付けられていた

『道路災害防除工事』と明記されており、竣工から50年で、一度補修されている

昭和50年前後の南伊豆はM7.0クラスの大地震や豪雨など自然災害が多発していた

それらによる被害を未然に防ぐ補強工事が施されたものらしい

八声隧道についての詳細歴は今後調査していく予定です

 

 

 

 
 
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