旧逢坂隧道 09.10.11 ■ 地図 |
旧国道311号線 本線(現国道311)から比べれば幅員こそ狭く性能は劣るが 舗装の状態も良く ある程度管理されていて決して粗末なものではない
さらに奥深く登って行くと廃屋が現れる 現在は山仕事の納屋として利用されているようだ
先ほどの納屋から間もなく隧道が現れる 現在はコンクリポータルであるがフチの層を見ても当時物でない事がわかる 少々変形はしているがコンクリで仕上げのせいか 清潔感を感じる 覗き込んでみると穴は直線的で遠くに明かりが確認できる 『対向できない』 の注意標識が目に留まる 混じり気のない必要最小限のセリフでわかりやすい
廃隧道ではないが通電設備は遮断され朽ちている
長い とにかく長い 対向できないのは分かったが それにしても長い 出入り口坑口付近以外はこのような吹き付け処理で坑壁は安定している 何か巨大な生物に飲み込まれたようだ
反対側 東坑口が近づくと内壁は綺麗に仕上げられている
東側ポータルも二重になっている 本来 石積みであったであろう内側を後世コンクリで補強したような断面である と言う事は単純にコンクリの厚み分小さな穴になってしまっているのであろう こちら(東側)には 『 対向できない』 の注意看板はない 端っこにスケール標識がある 一応現役隧道である以上この標識も当然生きている そう 現役だ
高さ 3.4m 巾 2.5m 延長 約500m 竣工年等詳細は不明
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